パティシエとはどんな職業?
パティシエの仕事内容について
パティシエの主な仕事内容は、菓子やケーキの製作です。お店のメニューを正しい手順で調理し、味を再現して提供することが役割となります。ときには新商品の開発に携わり、オリジナルメニューの考案をすることもあります。また、結婚式の会場に勤める場合、予算や要望に合わせてウエディングケーキをつくることもパティシエの仕事です。
その他、店の清掃や調理器具のメンテナンス、集客活動などもパティシエの仕事です。特に就職したばかりのころは、雑用も担当しながら店の仕組みを学ぶことが多いです。徐々にパティシエとして担当できる範囲を広げて、製作をメインに仕事をしていく形が一般的でしょう。
パティシエには複数の種類がある?
パティシエは、その役割によってさまざまな種類に分かれています。まとめてパティシエと総称されるケースが多いですが、専門店などでは細かく職種と役割を分けていることもあります。
例えば、以下の職種がパティシエに分類されます。
- ブライダルパティシエ:ホテルや結婚式で、ウェディングケーキ、菓子、コース料理内のデザートなどを製作するパティシエ
- トゥリエ:生地をつくる専門職で、スポンジ生地、パイ生地の調理を担当するパティシエ
- フルニエ:生地をオーブンを使って焼き上げるパティシエ
- アントルメンティエ:ケーキやデザートをデコレーションし、美しく飾り立てるパティシエ
- ショコラティエ:チョコレート菓子を専門でつくるパティシエ
- グラシエ:アイスやソルベなど、冷たいデザートを担当するパティシエ
- ブーランジェ:パンづくりを専門としたパティシエ
など
パティシエになるには?
パティシエになるには、専門知識・技術を学ぶ必要があります。パティシエには独自性の高い業務が多く、その分専門的なスキルが必要となるケースがあります。事前にパティシエになるための方法を確認しておくことで、スムーズに必要なスキルを習得できます。
以下では、パティシエになるための基本的な方法を解説します。
パティシエのスキルを学べる専門学校に通う
パティシエになるには、専門知識・技術を学べる専門学校への進学がおすすめです。専門学校には、パティシエとして働くために必要なスキルを効率良く学べるカリキュラムがあります。豊富な実績と能力を持つ講師による指導も受けられるため、実践的なスキルをスムーズに獲得できます。専門学校では就職支援も実施しているため、パティシエとして働ける職場を的確に厳選できます。就職活動の方法をアドバイスしたり、企業研究をサポートしたりといったことも可能なため、パティシエとしてのスキルを磨きながらでも就職の成功率を高められます。
パティシエを目指すのであれば、まずは進学する専門学校の選択から始めると良いでしょう。
働きながらパティシエを目指す
パティシエになるには、働きながら就職を目指す方法もあります。パティシエが就職するパティスリーやレストランは、未経験でも雇用しています。最初はアルバイトから働き、実践でスキルを身につけて、パティシエになるという方法も考えられます。同じ職場で働いているパティシエから指導を受けたり、仕事のやり方を見て学んだりすることで、専門スキルを身につけることも可能です。しかし、学習環境が整っているわけではないため、必ずしもパティシエになれるとは限りません。パティシエの仕事は忙しいため、学ぶ時間をつくれないケースも考えられます。本格的にスキルを身につけるのであれば、パティシエについて学べる専門学校への進学がおすすめです。
パティシエに資格は必須?
パティシエになる際に、必須となる資格はありません。そのため無資格であっても、スキルがあればパティシエとして就職が可能です。資格よりも実践的なスキルの習得を目指して、勉強の時間を重ねていくことがポイントです。
まとめ
パティシエになるには、専門知識・技術を身につける必要があります。パティシエとして働ける能力を育んだうえで、必要とされる職場に就職することが、基本的な流れになります。まずはパティシエという職業への理解を深め、必要なスキルを明確にするのがポイントです。パティシエになるにはいくつかの方法がありますが、効率良く必要な能力を学べる専門学校への進学がおすすめです。パティシエについて学べるコースを設置している専門学校を探し、進学を検討してみると良いでしょう。
パティシエを目指すのなら、「名古屋医健スポーツ専門学校」の「パティシエ&ショコラティエコース」がおすすめです。3年制なのでパティシエに必要なスキルを、じっくりと時間をかけて学べます。基礎知識と応用技術に加えて、独立・開業につながるノウハウも得られるため、将来的に自分の店を持つことも計画できます。まずは「名古屋医健スポーツ専門学校」の「パティシエ&ショコラティエコース」の詳細を、ホームページなどからぜひチェックしてみてください。