
誰よりも早く夢を叶える!
最短で鍼灸師になるには

誰よりも早く夢を叶える!
最短で鍼灸師になるには
公開日 : 2023年02月13日
鍼灸師とは、鍼(はり)や灸(きゅう)といった東洋医学を基礎にした施術を行って患者さんの不調を改善させる職業です。その専門性の高さから近年は活躍の幅が広がり、多くの業界で必要とされる存在になっています。医療行為とは違った方法で健康へのアプローチが行える点は、鍼灸師ならではの魅力として今後も広まると予想されるでしょう。
そんな鍼灸師になるには、国家資格の取得が必要となります。国家資格取得に必要な試験を受験するのにも条件があるため、早めに情報を集めて鍼灸師になる準備をするのがおすすめです。
本記事では鍼灸師を目指す際に、最短で国家資格の取得と就職を叶える方法を解説します。少しでも早く鍼灸師になりたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

鍼灸師になるには?
鍼灸師になるには、国家資格の「はり師」と「きゅう師」の取得が必須です。はり師・きゅう師のどちらか一方ではなく、両方の資格を取得できてはじめて鍼灸師として就職が可能となります。
はり師ときゅう師では対応できる業務内容が異なるため、片方の資格しかないと本来鍼灸師が行える施術を全部できないという状態になってしまいます。それは就職時において不利に働き、鍼灸師として働くことを妨げる理由にもなるでしょう。
そのため鍼灸師になるには、はり師・きゅう師の資格をダブルで取得するのが基本です。はり師ときゅう師の国家試験は、どちらも年に1回実施されます。同時に受験する場合には、共通する科目の回答が免除されるため、鍼灸師を目指す際には同時受験がおすすめです。
はり師・きゅう師の合格率の全国平均は、令和4年の第30回はり師およびきゅう師国家試験の合格発表を参考にすると、以下のようになっています。
はり師:74.2%
きゅう師:76.1%
若干きゅう師の方が高い数値になっていますが、ほとんど同じ合格率となっています。そのため鍼灸師を目指す人の多くが、はり師ときゅう師の資格を同時に取得できていると考えられるでしょう。
合格率も例年70〜80%程度と比較的高い水準にあるため、きちんと国家試験対策を行えれば同時合格は決して難しくありません。試験範囲もほとんどが共通科目となっているため、同時受験が学習面において大きな負担にもなりづらいです。
最短で鍼灸師になる方法
鍼灸師になるには国家試験の取得が必要ですが、そのためのルートにはいくつかのパターンがあります。選ぶルートによって鍼灸師になるまでの期間が変わる可能性があるため、早く就職したい場合には将来の進路を事前に考えておく必要があるでしょう。
以下では、早く鍼灸師として働きたい人に向けて、最短で国家試験の受験と就職を叶える方法を解説します。
鍼灸師について学べる専門学校に入学する
最短で鍼灸師を目指すのなら、専門学校への入学がおすすめです。鍼灸師の国家試験を受験するには、指定の養成施設で3年以上修学しなければなりません。指定の養成施設とは、専門学校・大学・短大などが該当します。それぞれの学校ごとに特徴がありますが、大きな違いは卒業にかかる年数です。
大学はさまざまなことを学びながら鍼灸師を目指せる環境が魅力ですが、卒業するのに4年間の時間を要します。一方、専門学校と短大は受験条件を満たす3年間で卒業ができるため、1年早く鍼灸師になる夢を叶えられるのです。そのため最短で鍼灸師を目指すのなら、専門学校への進学がおすすめされます。
専門学校だけでなく、短大でも最短で鍼灸師を目指すことは可能です。しかし、短大は専門学校と違って鍼灸師になるための学習を行える環境が充実していなかったり、専門科目以外の勉強にも力を入れなければならなかったりといった課題があります。
最短で鍼灸師を目指すには、短期間で効率良く必要な知識・技術を身につけて自分のものとする必要があります。そのため常に鍼灸師に関する知識・技術を学べる上、実習も充実している専門学校を選ぶことが、結果的に最短ルートを進むことにつながるでしょう。
卒業までに国家試験の合格と就職活動を完了する
最短で鍼灸師になるのなら、国家試験の合格と就職活動を専門学校の卒業までに終わらせる必要があります。はり師・きゅう師の国家試験の日程は毎年2月となっているため、順調にいけば卒業までに合格して国家資格を取得可能です。少しでも合格の確率を高められるように、学校が行っている国家試験対策などには積極的に参加しましょう。
国家資格を取得しただけでは、鍼灸師になることはできません。合格後に就職活動を終わらせることも、必要なプロセスに含まれます。就職活動に慣れていないと、自分が就きたい職場を見つけるだけでも時間がかかってしまうでしょう。そのため卒業の時期になるよりも早い段階から、学校の就職支援を活用して就職の準備を進めておくのがおすすめです。
例えば「名古屋医健スポーツ専門学校」では、専門のキャリアセンターが就職サポートを行っています。個々の生徒が持つ目標や将来の夢を踏まえて、就職先の選定を一緒に行ってくれます。卒業してからも転職やステップアップのためのアドバイスを行っているため、長く頼りにできる点が魅力です。
近年は鍼灸師の魅力が幅広い業界に伝わっているため、就職できる職場は増加傾向にあります。例えばスポーツ関係の施設や美容関係の職場も、鍼灸師として就職できる範囲に含まれます。スポーツ選手や運動に興味のある人たちのサポートを行いたいのなら、スポーツ系の職場を中心に就職活動を進めることが考えられます。女性鍼灸師の方は美容業界での需要の高さを活かして、美容鍼灸のプロとして働く将来を構想することもひとつの方法です。
まとめ
鍼灸師になるには、はり師・きゅう師の国家資格を取得する必要があります。専門学校なら最短3年で鍼灸師になるための準備が完了するので、少しでも早く現場で働きたい人は専門学校への進学を検討してみてください。
最短で鍼灸師になるには、国家試験に一発で合格しつつ、スムーズに就職活動を完了させる必要があります。そのためには学校からの支援を活用することが欠かせないため、名古屋医健スポーツ専門学校のように個々の学生に対して適切なサポートを行える学校を選ぶのがおすすめです。
もし専門学校に興味を持ったら、一度資料請求をしてみるといいでしょう。特に名古屋医健スポーツ専門学校の資料請求では学校の特徴が分かるだけだはなく、オープンキャンパスなどのイベントの案内も入っていることが多く、行きたいと思ったタイミングですぐに参加することができます。
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