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健康運動実践指導者とは?

健康運動実践指導者とは?

公開日 : 2021年09月01日

「健康運動実践指導者」という言葉を聞いたことはありますか?
将来、スポーツ分野の進路を考えている人は知っている人もいるかもしれません。
スポーツに関わる仕事を目指すなら、ぜひ取得しておきたい資格でもあります。
今回は、運動についてのスペシャリスト「健康運動実践指導者の資格」について詳しくご紹介していきます。

健康運動実践指導者って何?

「健康運動実践指導者」は公益財団法人健康・体力づくり事業財団が管理する民間資格のことです。この資格を持つことで「積極的な健康づくりを目的とした運動を、安全で効果的に実践・指導できる能力を持っている人」という証明になります。
年齢を問わず多くの人にとって身近なスポーツですが、その目的も十人十色です。
単純に体を動かすのが好きな人もいれば、特定のスポーツ競技を楽しむためにしている人、健康のために運動している人など、身体を動かす目的は趣味から健康維持まで本当に様々です。
普段体を動かす機会の少ない現代社会ですから、これから始めたいと思っている人も多くいます。
しかし、そんな人がいきなり運動をすると正しい動かし方が分からずケガをしてしまう恐れもあります。特に、定年を迎えてからスポーツに挑戦したいと考えているシニア層に見られることが多いです。
「健康運動実践指導者」の資格を持つ人は、そんな人たちのために安全に行えて、効果も実感できる、正しい体の動かし方を教えることができるのです。
この資格を取得すると、主にフィットネスクラブや病院、診療所、介護施設、福祉施設、学校などで活かすことができます。

健康運動指導士とは違うの?

「健康運動実践指導者」と似ている名前の「健康運動指導士」という資格もありますが、実はどちらも同じ公益財団法人健康・体力づくり事業財団が管理している資格になります。
どちらも健康のための運動を指導する資格という点では同じですが、実は仕事内容に違いがあります。

<健康運動実践指導者>
健康運動実践指導者は健康運動指導士が考えたプログラムに沿って、実際に指導するのが仕事です。利用者へ直接レクチャーをするので、人と接するのが好き・体を動かすのが好きな人に向いています。

<健康運動指導士>
健康運動指導士は、運動をする人の年齢や健康状態に合わせて、安全で効果的な運動をするためのプログラムの作成やそれを指導するためのスケジュールなどを調整するのが仕事です。実際に指導するというよりは、指導する内容の考案、その指導内容を管理するのがメインになります。

健康運動実践指導者は、健康プログラムを実際に教えるためのスキルや身体的技術が求められるのに対し、健康運動指導士は、健康プログラムを考えるための医学的な知識を求められる資格です。
将来目指す仕事内容がどちらに近いかで、取得するべき資格も変わってくるため、今のうちから、大まかに自分のやりたい仕事をイメージしておくと良いでしょう。

健康運動実践指導者の資格を
取得するには

ここからは「健康運動実践指導者」の受験に必要な条件などを見ていきましょう。

<受験資格>
・健康運動実践指導者養成校で学んだ人
・「健康運動実践指導者養成講習会」を受講した人
上記が受験資格となります。

ただし、健康運動実践指導者養成講習会を受講するにも次のいずれかの条件を満たす必要があります。
・体育系短期大学、体育専修学校(2年制)、これと同等以上の学校いずれかを卒業する
・3年以上運動指導の実務経験がある
・何らかの運動指導に関連する資格を持っている
・保健医療に関する資格を持っている
・学校教育に関する資格を持っている

資格取得の流れとしては、体育系の各種学校へ進学・卒業してから講習会を受講、試験を受けて資格取得となります。

<試験内容>
健康運動実践指導者の試験は実技と筆記に分かれます。
(1)実技試験
陸上運動か水中運動のどちらかを選び、2種類の運動(レジスタンストレーニング/2分・有酸素性運動/3分)の実技を行います。その中で運動指導が的確に行われているかを審査されます。
(2)筆記試験
パソコンでの回答で、5択から1つを選択します。
「理論」と「実技」の項目に分かれていて、それぞれ60%以上の正解で合格となります。

<合格率>
健康運動実践指導者の合格率は平均して70~80%程度となっていて、しっかり勉強・対策をしていれば難しくはありません。
しかし、実際に働く際は、それ知識以上に現場での指導能力が求められる場合が多いです。学んだことをできるだけ利用者に分かりやすく伝えられるように工夫し、気を付けなければいけません。

<健康運動指導士の場合>
健康運動指導士の受験資格は以下の通りです。
・4年制の体育系大学を卒業
・4年制の一般大学を卒業&歯科医師、看護師、准看護師、助産師、薬剤師、栄養士、あんまマッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、理学療法士、作業療法士、臨床検査技士いずれかの資格を保有
・保健師もしくは管理栄養士の資格を持っている
・健康運動実践指導者の称号を持っている
健康運動実践指導者を取得した後に、スキルアップとして目指すべき資格と言えます。

まとめ

この資格を取得することで、主にフィットネスクラブや病院、診療所、介護施設、福祉施設、学校などで活かすことができるため、将来スポーツに関する仕事に就きたいと考えている人は、ぜひ資格取得を目指してみてください。

名古屋医健スポーツ専門学校スポーツ科学科では、健康運動実践指導者はもちろん、スポーツに関する様々な資格取得を目指すことが可能です。Wメジャーカリキュラムを通し、幅広い分野で活躍できる資格取得を目指せる環境といえるでしょう。

他にも名古屋医健スポーツ専門学校では、「スポーツを仕事に」するために、様々な取り組みをしています。これをきっかけに、資料請求オープンキャンパスに参加し、将来を考えてみてはいかがでしょうか。

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