日本スポーツ協会公認
アスレティックトレーナーの
受講要件とは
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーを受けられる年齢は、受講する年の4月1日現在で満20歳以上です。
JSPO、JSPO加盟団体、JSPOが特に認める国内統括競技団体からの推薦を受け、受講選考基準を満たす人となっています。
資格取得までには多くのカリキュラムが組まれており、講義受講などに時間を費やすこともある資格のため、受講有効期間内に講習の全日程に参加が可能であること、講習受講に支障がない健康状態であることも条件です。
また、受講内定後はインターネットサービスの指導者マイページから申込が必要です。
日本スポーツ協会公認
アスレティックトレーナーで
学べるカリキュラムとは

カリキュラムは共通科目と専門科目に分けられ、共通科目は150時間、専門科目は集合講習で190時間、自宅学習で410時間の計600時間の受講が必要です。
共通科目は、グッドコーチに求められる人間力や医学的・科学的知識、現場や環境に応じたコーチングができるように学んでいきます。
専門科目のカリキュラムは、大きく分けて10に分けられます。
アスレティックトレーナーの役割やスポーツ科学、運動器の解剖と機能、スポーツ外傷・障害の基礎知識、健康管理とスポーツ医学、検査・測定と評価、予防とコンディショニング、アスレティックリハビリテーション、救急処置、スポーツと栄養という大枠です。
これらのカリキュラムからも分かるように、アスレティックトレーナーは健康管理やスポーツ医学、救急処置など幅広い範囲についての見聞がなければならないということがお分かりいただけると思います。
現場実習は180時間あり、テーピングや応急処置、プログラム作成などを実際に体感しながら覚えられるのです。
実習時間は多いですが、時間をかけてしっかりと学べるので就職後も生かせる力となります。
検定試験は、理論試験と実技試験が行われます。
実施期間は当該年度の6月から翌々年の3月で、定員は100名程度です。
日本スポーツ協会公認
アスレティックトレーナーの受講料
受講料は科目ごとに異なり、共通科目は20,000円、専門科目は67,000円です。
他にリファレンスブック代が別途必要で3,000円、実技試験検定料は30,000円となっており、いずれも税別の金額です。
日本スポーツ協会
アスレティックトレーナーは
資格登録料が必要
初回登録時は初期登録手数料が3,000円必要ですが、これは初回のみとなっています。
登録料自体は基本登録料が10,000円、資格別登録料が10,000円、4年間で20,000円です。
すでに公認スポーツ指導者資格取得の場合は登録料が異なる場合があります。
受講料とは別に資格登録料が必要なので、しっかり押さえておきましょう。
日本スポーツ協会公認
アスレティックトレーナー
受講の注意点
推薦希望の団体にてトレーナーとしての活動実績が乏しい場合は推薦が得られない可能性もあるため注意が必要です。
また、公認アスレティックトレーナーの資格は日本スポーツ協会がカリキュラムを承認している大学や専門学校などでも取得可能です。
日本スポーツ協会公認
アスレティックトレーナー
資格取得のメリット
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー資格は取得難易度が高いです。
難易度が高いため取得していると就職時にも大きな強みになります。
仕事でできることの幅も広がるため、重宝される存在となれます。
幅広く知識を学べる資格なので、身に着けたことを生かせる場面が多く存在します。
知識だけではなく、実際の現場実習などで体感して学んだことを生かせます。
トレーナーとして持っていると良い資格は他にもありますが、アスレティックトレーナーの分野に特化し、充実した内容の資格である日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格はアスレティックトレーナーとして活躍したい人はぜひ取得しておきたいものです。
まとめ
ここまで日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー資格について紹介しました。
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー資格は、アスレティックトレーナーを目指す人にとって、必要な知識や技術、時間をかけてしっかりと学べる内容がたくさん詰まった資格です。
それぞれの分野について幅広く学べるだけでなく、現場の実習を通して身をもって体感できるので実践時も対応できる力を身に着けられます。
名古屋医健スポーツ専門学校の「スポーツ科学科」では、そんなアスレティックトレーナーを最短2年で取得することができます。また、今も現場で活躍している講師陣から、即戦力となれるスキルや知識を習得することが可能です。
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アスレティックトレーナーは難易度も高く取得していると重宝される存在です。これを機に、資格取得を検討されてはいかがでしょうか。