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医療現場で活躍する
リハビリに関する仕事とは?

医療現場で活躍する
リハビリに関する仕事とは?

公開日 : 2023年02月13日

日本社会の課題である高齢化社会を支える存在として、リハビリ関係の仕事を担当できる職業に注目が集まっています。特に専門知識・技術を持つリハビリ関係職は、病院でその能力を発揮できるためその需要が高まっているのです。今後もリハビリのプロフェッショナルに該当する職業は、さまざまなシーンでの活躍が見込まれるでしょう。

リハビリに関する仕事に興味があるのなら、具体的にどんな職業があるのかを把握するのが最初の一歩です。そこで本記事では、医療現場で活躍しているリハビリ職を紹介します。

リハビリに関する仕事とは?

病院に通院・入院している患者さんのリハビリを支援するのが、医療現場で活躍するリハビリ職の仕事です。そもそもリハビリとは、ケガや病気によって心身に障害を抱えてしまった人たちに対して、機能回復や維持に必要な訓練をサポートすることを指します。患者さんの症状や抱えている問題によって必要な訓練内容は変わり、対応方法にも工夫が必要になるため、専門知識・技術を持った人材がリハビリを担当することになっています。

 

リハビリに関する仕事に共通する役割

リハビリの仕事には肉体的な機能の回復だけでなく、精神的なケアや社会的な自立支援なども含まれます。患者さんが自分らしい生活を取り戻し、これまで通りの生活が過ごせるようにサポートすることが、リハビリ職および担当者に求められる役割です。

ケガや病気によって生活に制限を受けてしまうことになった患者さんは、ストレスや精神的な負担を過度に感じることがあります。精神面の負担が増えると、リハビリに対するモチベーションが減少し、回復に時間がかかる可能性が高まるでしょう。リハビリ担当者はそういった患者さんの精神的な負担も考慮し、適宜不安や不満を和らげるためのサポートを行うこともあります。

また、ケガや病気は患者さんと社会生活を遠ざける原因にもなります。社会と離れる期間が長くなると、ケガや病気から回復しても、スムーズに仕事などに復帰できない可能性があるでしょう。そこでリハビリ担当者は肉体・精神的なケアを行いつつ、できる範囲で患者さんの社会復帰の支援も行います。

患者さんが自信をなくさないように、少しずつ社会復帰を進めていくのがリハビリ担当者の仕事です。地域のイベントに参加したり、同じ境遇の人たちとコミュニケーションを取る機会を作ったりして、社会適応能力を育んでいくことも役割になるでしょう。

 

リハビリに関する仕事の需要

リハビリに関する仕事は、既に高い需要を得ています。高齢化社会によって肉体的な不調を訴える高齢者の方は増加傾向にあり、リハビリの専門職は医療現場に欠かせないものとなっているのです。今後も国内の高齢者は増え続けることが予想されているため、リハビリを必要とする患者さんも増加する可能性があるでしょう。将来的には今以上に、リハビリ専門職の需要が高まることもあり得ます。

リハビリの専門知識・技術を持つ人材は、病院だけでなく介護施設・児童福祉施設・障害者施設などで働くケースも増えています。医療現場以外での需要も高まっていることから、今後もリハビリに関する仕事が多くの場所で求められるでしょう。

需要の高さから将来性もあると期待されているため、今からリハビリに関する仕事に就くことを目指すのもおすすめです。

リハビリに関する仕事の種類

リハビリに関する仕事には、いくつかの種類があります。それぞれの職種ごとに仕事内容や業務範囲は異なるため、事前に詳細を確認して自分に向いているリハビリ職を選ぶのがポイントです。

以下では、リハビリの専門家として働ける3つの職業を紹介します

 

作業療法士

作業療法士とは、ケガや病気などが原因となって心身に障害を持ってしまった患者さんに対して、さまざまな「作業」を中心にリハビリを行う職業です。例えば食事や入浴などの日常的な動作をきっかけに、身体的機能の回復を進めるのが仕事になります。日常で行える作業を増やすことで患者さんの自信を回復し、自立を促すことが作業療法士の特徴です。

その他、作業療法士はゲームやレクリエーションを通してリハビリを行います。将棋やパズルなど、頭を使う遊びを導入して脳や知覚を刺激し、リハビリを進めるのも作業療法士の仕事です。楽しみながらリハビリができるため、患者さんのモチベーションを保ちやすいのが特徴です。

編み物や陶芸などの創作活動をリハビリに取り入れて、心身の機能回復を目指すのも作業療法士ならではの手法です。いわゆる訓練を強いるのではなく、患者さんが興味を持てる分野に挑戦してもらうことで、自然と複雑な動作・作業を身につけられます。

作業療法士になるには、専門学校などに進学して3年以上学んで卒業し、国家資格を取得する必要があります。そのため作業療法士としてリハビリの仕事を担当したいのなら、まずは進学先を決める必要があるでしょう。

 

理学療法士

理学療法士とは、身体機能が低下した患者さんに対して、運動療法や物理療法を用いて回復を目指すのが仕事です。ケガや病気によって衰えた筋力の強化や、関節の可動域を元に戻すためのリハビリを行います。歩行や自分の力で座る・立ち上がるといった、基本動作ができるようにサポートするのも理学療法士の役割です。

理学療法士は超音波や低周波などを使って、痛みの軽減などを行えるのも特徴です。肉体の痛みによって患者さんの心身が弱ってしまうことを防ぐために、さまざまな機器を活用して適宜サポートを行います。

理学療法士も、作業療法士と同様に国家資格が必要となる職業です。専門学校などに進学して3年以上の学習を行う点なども同じであるため、理学療法士を目指す際にもまずは進学先の選定を行います。

 

言語聴覚士

言語聴覚士は、発声や会話が困難な患者さんを対象にリハビリ支援を行う仕事です。言語や聴覚の障害は、先天的なものからケガや病気を原因とした後天的なものまでさまざまとなっています。言語聴覚士として仕事をする際には、患者さんごとの症状や日常で課題となっている点を正確に把握した上で、適切なリハビリプランを立てることが求められるでしょう。

また、言語聴覚士は食事を飲み込むことが難しい嚥下障害の患者さんのリハビリも担当します。患者さんが食事にストレスを感じないように、食べられるものの選別や嚥下機能を回復させるための訓練などを行うのが特徴です。

言語聴覚士も、国家資格を必要とするリハビリ職です。就職の際には国家試験に合格する必要があり、受験には専門学校などの養成施設で3年以上の学習と卒業が求められます。

まとめ

医療現場でリハビリを担当できる作業療法士、理学療法士、言語聴覚士は、多くの職場で必要とされています。それぞれの職業に役割があり、ともに連携してリハビリにあたることになるため、各仕事への理解は将来の就職時にメリットとなるでしょう。

「名古屋医健スポーツ専門学校」には、作業療法士の国家試験受験資格を取得できる「作業療法科」と、理学療法士の国家試験が受験できるようになる「理学療法科」があります。名古屋医健スポーツ専門学校の各学科で学習することで、作業療法士・理学療法士になるために必要な準備が効率良く行えるでしょう。

さらに名古屋医健スポーツ専門学校では、「多職種連携教育」の一つとして、他学科の先生から他学科の知識や技術を学ぶことができます。作業療法科の学生が理学療法科の先生から教えてもらうこともでき、お互いの仕事に関し理解を深められるでしょう。

名古屋医健スポーツ専門学校のオープンキャンパスでは、体験授業などを通し資格についてしっかり理解することができます。
資料請求をすれば、今開催中のイベントや学科の詳しい情報を確認することも可能ですので、ぜひ一度参加してみてください。

リハビリに関する仕事に興味があるのなら、この機会に名古屋医健スポーツ専門学校の作業療法科と理学療法科への進学を検討してみてください。

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