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リハビリ職で医療現場で
活躍するために必要な資格とは?

リハビリ職で医療現場で
活躍するために必要な資格とは?

公開日 : 2023年02月13日

高齢化社会の影響などによって、近年はリハビリに関する職業の需要が高まっています。リハビリに関する知識・技術をしっかりと学んだ人は、医療現場で即戦力として迎えられることも増えるでしょう。

そんなリハビリ関係の仕事をする際には、資格の取得が必要になります。リハビリに関するスキルを証明できる資格の取得が、医療現場への就職の条件となるでしょう。

本記事では、リハビリ職として働く際にどのような資格が必要なのかについて解説します。

リハビリの仕事をするのに資格は必要?

そもそも、「リハビリの仕事をするのに資格が必要なのか」と疑問に思う方もいるでしょう。多くの職業が資格の有無を理由に、就職時の採用を決めています。一方で、職業によっては必ずしも資格が必要になるわけではなく、「持っていると就職しやすくなる」「スキルを評価されやすくなる」といった効果に期待できる程度のことも多いです。

そこでまずは、リハビリ職にとって資格にどれくらいの価値があるのか解説します。

 

リハビリのプロとして働くには専用の資格が必要

リハビリ職への就職時には、専用の資格の取得が必要となります。リハビリ職の多くは病院や介護施設で働くことになりますが、その際には関連資格の取得が採用条件となっていることがほとんどです。そのためリハビリのプロとして働くには、関連資格の取得が欠かせないと言えるでしょう。

無資格で働ける職場の場合、リハビリを行う人の補助や事務を担当することが多いです。直接患者さんに触れてリハビリの訓練を行ったり、これからのプランを計画したりといった作業はできません。医師の指示がなく、かつ無資格でリハビリ業務を行うことがあると、違法行為と認定される可能性があるため注意が必要です。

リハビリは患者さんの肉体や精神に大きな影響を与えるため、専門知識・技術が必須です。間違ったリハビリの実施は患者さんの症状を悪化させるリスクもあるため、リハビリ職を担当する人は常に高度なスキルと患者さんごとに合った手法を取り入れて、細心の注意の下で仕事をしなければなりません。そういったプロ意識を身につけるという意味でも、関連資格の取得が必要とされています。

 

リハビリ関連の資格は「国家資格」と「民間資格」に分けられる

リハビリに関する資格は、「国家資格」と「民間資格」に分けられます。国家資格を取得するには所定の受験条件を満たした上で、国が実施する国家試験に合格しなければなりません。資格によっては合格率が低いことがあり、しっかりとした対策が求められます。

民間資格は、リハビリに関する民間団体・企業などが独自に提供する資格です。特定の経歴を持つ人や試験に合格した人に対して、独自に資格を与えて能力の証明を支援します。国家資格と比較して知名度が低いケースもありますが、ひとつのジャンルに特化した資格が多く、就職先次第で高く評価されることもあります。

リハビリの仕事をする際には、基本的に国家資格を取得してプロフェッショナルとして働ける地盤を作るのがおすすめです。

リハビリ関係の資格を取得する方法とは?

リハビリ関係の資格を取得するには、専門学校や大学などの養成施設に進学するのが一般的な方法です。民間資格は特別学校に通わなくても取得できるケースが多いですが、国家資格は指定の学校への進学および卒業が、国家試験の受験条件となっています。そのため国家資格を取得してリハビリ職に就くことを目指すのなら、専門学校や大学への進学を検討する必要があるでしょう。

国家資格の種類によって、指定の養成施設や修学年数、国家試験の受験条件などは変わります。そのため取得したいリハビリ関係の国家資格を明確にした上で、進路を明確にするのがポイントです。

リハビリの仕事をするのにおすすめの国家資格

リハビリの仕事をするのなら、民間資格よりも国家資格の取得がおすすめです。リハビリ関係の国家資格には以下の種類があり、いずれも医療現場に欠かせない仕事として需要が高まっています。

以下では、「作業療法士」「理学療法士」「言語聴覚士」の資格について解説します。

 

作業療法士

作業療法士は、心身に障害を抱えてしまった患者さんにさまざまな「作業」を提供し、回復をサポートするリハビリ職です。作業療法士は基本的に、3つの能力の改善および維持を目指します。運動や認知などの機能を対象とした「基本的動作能力」、日常生活に必要な作業をメインとする「応用的動作能力」、地域活動への参加や就学・就労を支援する「社会的適応能力」の3つの分野で、患者さんに合わせたリハビリを行うのが特徴です。

作業療法士は肉体のリハビリだけでなく、精神面のリハビリも行える職業です。患者さんの精神的な不安・負担に対して、さまざまな作業を通して回復および解決を進めることができます。

作業療法士になるには、指定の養成機関で3年以上学び、国家試験に合格して資格を取得する必要があります。

 

理学療法士

理学療法士とは、主に肉体的な障害に悩む患者さんのリハビリを担当する職業です。運動療法や物理療法といった手法を活用して、人間の基本的な動作である「歩く」「立つ」「座る」といった機能の回復・向上を目指します。

直接患者さんの肉体を動かして症状の回復を進めることもあれば、電気や超音波などを使って治療を行うケースもあります。肉体のリハビリに特化した職業であるため、ケガをしたスポーツ選手のケアや今後の予防方法の伝授なども仕事になり得ます。

理学療法士も3年以上指定の養成施設で勉強をした上で、国家試験に合格して資格を取得します。

 

言語聴覚士

言語聴覚士とは、会話や嚥下機能が低下した患者さんのリハビリを行う専門職です。日常的にコミュニケーションが取れるように訓練をしたり、患者さんの環境に合わせて生活に役立つアドバイスを行ったりします。失語症などに悩まされる患者さんに対しては、発声・発語の訓練をして周囲の人と意思疎通ができるように支援することもあります。

老齢によって飲み込む力が衰えてしまった人に対して、食べ物や飲み物をスムーズに摂取するための嚥下訓練を行うのも言語聴覚士の仕事です。その他、耳に障害がある患者さんが使用する補聴器や人工内耳の調整も言語聴覚士が担当できる業務になります。

言語聴覚士の国家資格を取得するには、指定の養成施設で3年以上学び、国家試験に合格しなければなりません。

まとめ

リハビリ関係の仕事をするのなら、資格の取得が必要になります。上記で紹介した国家資格を取得できれば、プロとしてリハビリ職への就職を叶えられるでしょう。

作業療法士・理学療法士の国家資格を取得するのなら、「名古屋医健スポーツ専門学校」への進学がおすすめです。名古屋医健スポーツ専門学校には「作業療法科」「理学療法科」があり、必要な学習課程を修学して卒業することで、国家試験の受験が可能となります。国家試験対策就職支援が充実しているため、理想とするリハビリ職に就くためのサポートが受けられるのもメリットです。

名古屋医健スポーツ専門学校ではオープンキャンパスを随時行っています。オープンキャンパスは体験授業、個別相談会などを通し、資格や学校のことについて知ることができるチャンスです。資料請求をすれば、今開催中のイベントや学科の詳しい情報を確認することも可能です。

この機会に名古屋医健スポーツ専門学校に進学し、作業療法士・理学療法士といったリハビリ職を目指してみてはいかがでしょうか。

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