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幼稚園教諭について
専門学校でどんなことが
学べる?

幼稚園教諭について
専門学校でどんなことが
学べる?

公開日 : 2021年09月01日

幼稚園教諭になる際には、資格取得のために大学や専門学校などの
養成学校に通うのが一般的です。
大学、短大、専門学校のいずれを卒業しても資格は取得できるため、
逆に「どこに進学するべきか分からない」と悩む人もいるかもしれません。

そこでこちらでは、幼稚園教諭について大学と専門学校で学ぶ違いと、
専門学校ならではのメリットについて解説します。

幼稚園教諭って何をする仕事?

「幼稚園の先生」とは違い、幼稚園教諭という名称はあまり浸透していないかもしれません。
そこでまずは、以下から幼稚園教諭の仕事内容について解説します。

幼稚園で子どもたちのお世話をする仕事

幼稚園教諭とは、幼稚園で子どもたちのお世話をする仕事です。
衣食のサポートや日常生活における支援を行って、子どもたちの成長を促すのが役割になります。
つまり専門知識を用いて幼稚園で働く先生のことを、幼稚園教諭と呼ぶのです。

ちなみに幼稚園とは、3歳から通うことができる文部科学省が管轄する施設です。
保育時間が朝9時頃から14時頃までと、やや短めに設定されています。
子どもを預かるという点では、「保育園」と同じ施設であると言えます。

 

「保育」ではなく「教育」を行うのが特徴

幼稚園教諭の仕事には、預かった子どもたちへの教育も含まれます。
「保育」を仕事のメインとする保育園とは異なり、幼稚園は子どもの成長を促す「教育」が目的です。

遊びや食事、着替えのサポートだけでなく、運動や芸術などの情操教育も行われています。
そのため幼稚園教諭は「先生」という役割を担う、教育者としての側面も持つのが特徴です。

幼稚園教諭になるためにはどうしたらいいの?

幼稚園教諭になるためには、進学による資格取得が条件となっています。
以下を参考に、幼稚園教諭になる方法をチェックしてみましょう。

 

幼稚園教諭の養成施設に進学する

幼稚園教諭になるには、まず厚生労働省の指定する幼稚園教諭の養成施設に進学します。
養成施設には大学、短大、専門学校などが含まれ、各種施設で所定の単位の取得と学習を行うことで卒業と同時に「幼稚園教諭免許状」を取得できるのです。

幼稚園教諭になるにはこの幼稚園教諭免許状が必須となるため、養成施設への進学が一般的な流れとなります。

 

幼稚園教諭免許状の種類について

幼稚園教諭免許状には、1種、2種、専修の3つがあります。
それぞれの取得条件に関しては、以下のようになっています。

  • 1種:大学卒業によって取得
  • 2種:短大、専門学校卒業によって取得
  • 専修:大学卒後に大学院等を修業することで取得

どの資格でも幼稚園教諭として働くことができますが、2種よりも1種を取得している方が、給与面が良かったり、将来的に幼稚園の園長になりたいのなら1種の資格が必要だったりといった違いはあります。
2種の取得後に1種へ切り替えることも可能なので、将来設計に合わせて取得する種類を選択するのがおすすめです。

 

こども園って何?

こども園とは、2006年に誕生した幼稚園と保育園の両方の特徴を持つ保育施設のことです。
近年こども園が全国的に増えていて、幼稚園と保育園以外の新しい入園先のひとつになっています。

こども園で働くには、幼稚園教諭と保育士資格の両方が必要とされています。
そのため幼稚園教諭免許の資格保有者は、保育士資格を新たに取得してこども園で働くという選択肢も考えられるのです。

最近の学校は、幼稚園教諭免許と保育士資格の両方を取得できるケースが増えています。
どちらかの資格を取得すると、もう一方を取得する際の条件が緩和されたり、試験が免除されたりする制度もあるため、両方の資格取得は現実的な方法となっています。

大学と専門学校は何が違うの?

幼稚園教諭になる際には、大学と専門学校のどちらを選んでも問題ありません。
しかし、大学と専門学校にはさまざまな違いがあるため、事前にその差を確認しておくことがおすすめです。

 

身に付ける学習内容が違う

大学と専門学校では、身に付ける学習内容が違います。
基本的に大学は「学問」としての知識や教養を身につける場所であり、幼稚園教諭になる際にも一般教養や保育に関する学問の授業を受ける必要があります。

一方で専門学校は、保育分野の専門知識を集中的に学び、実践形式でスキルを身につけるのが特徴です。
短期間で幼稚園教諭に必要な知識と技術を効率良く学べるため、すぐに働きたい人は専門学校への進学にメリットがあります。

 

講義をする講師の違い

大学と専門学校では、講義を行う講師にも違いがあります。
主に大学で講義をするのは、その分野を研究している教授や学者の先生です。
専門学校で講義をするのは、長年現場で実績を積んできたプロである場合がほとんどとなっています。
そのため専門学校では、実際に幼稚園教諭として働いてきた先生の経験や感覚からさまざまなことを学べるのが特徴です。

 

専門学校は実習を中心とした授業で現場のことを学びやすい

専門学校は大学と比較すると、実習を中心としたカリキュラムが組まれていることが多いです。
そのため実際の現場のことを学びやすく、幼稚園教諭に必要な感覚を在学中から養えます。

幼稚園教諭とは、想定外のことがたくさん起きる仕事です。
「こうすればいい」と頭では分かっていても、相手をするのは小さい子供たちであるため、セオリー通りにいかないことも多々あるでしょう。
そのため保育や教育の理論を学ぶだけでなく、実際に体で仕事の内容を覚えてしまった方が良い面も多いのです。
専門学校の実習中心のカリキュラムは、そういった体で幼稚園教諭の仕事内容を覚えるためにも役立ちます。

専門学校で学ぶ「幼稚園教諭」

実際に専門学校で幼稚園教諭のことを学ぶ場合、あらゆる授業を通して仕事で役立つさまざまなスキルを習得できます。
例えば以下のようなスキルが、専門学校の授業で学べるでしょう。

<ピアノ>
幼稚園での音楽の授業は、伴奏は先生が行います。
必須スキルではありませんが、就職活動の際に確認されることは多いです。

<発達心理学>
体と一緒に心も成長していく幼児期について、深く理解するための授業です。
子どもたちが人との関わり方や自分の気持ちを表現する方法を身につけていくためのサポートを行えるように、発達心理学で必要な知識を学びます。

<絵画指導>
芸術に関する情操教育の一環として、お絵描きや図画工作をする幼稚園も多いです。
専門学校では子どもの発達段階に合わせた指導方法などを学び、幼稚園で実際に教えられるスキルを獲得します。

<英会話>
最近の幼稚園・保育園では、英会話のレッスンを取り入れていることあります。
そのため働く場所次第では、幼稚園児向けの英語力や指導の知識が求められるケースがあるでしょう。

専門学校で学ぶ「現場実習」

幼稚園教諭について学べる専門学校では、あらゆる現場実習が行われているのも特徴です。
専門学校の実習は、実際に子どもたちと触れ合いながら学ぶ授業だけでなく、地域の施設などと協力して現場を体験できる機会も多くあります。
例えば地域の子どもたちを招待して、季節ごとのイベント(クリスマスやハロウィンなど)を開催する「ふれあい実習」、学校に協力してくれる各幼稚園へ出向く「教育実習」、各自治体と連携して子ども向けの出し物を手伝う「ボランティア活動」など、さまざまなパターンによる実習が体験できるでしょう。

実習内容は、基本的に専門学校によって変わります。
どのような実習を体験できるのかを、専門学校ごとに比較してみるのもおすすめです。

まとめ

幼稚園教諭になるには、大学や専門学校などの養成学校に進学し、資格を取得する必要があります。

名古屋医健スポーツ専門学校こども保育科では、子どもと一緒の実習も充実しており、学内外で実践的に学ぶことができます。また、多職種連携教育の一環である歯科衛生科との合同授業は、専門的な知識を身に着けられると高い人気を誇っています。

実習などについてもっと知りたいと思ったら、まずは資料請求することをお勧めします。また、オープンキャンパスで体験授業に参加することも、将来のイメージを膨らませるためによいでしょう。

この機会に幼稚園教諭について学べる専門学校について調べて、本格的な進学を検討してみてはいかがでしょうか。

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