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作業療法士の
気になる給料について

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気になる給料について

公開日 : 2022年10月13日

リハビリに関するスペシャリストとして働ける作業療法士は、病院や介護施設など多くの職場で活躍しています。作業療法士の求人は増加傾向にあるため、今後も重要な職業として認知されるでしょう。

しかし、なかには作業療法士になりたいけど、給料面が気になって踏み出せないという方もいるのではないでしょうか。給料は生活に関わる重要な要素となるため、事前に詳細を確認しておくことが重要です。

本記事では、作業療法士の気になる給料事情について解説します。

作業療法士の給料はどれくらい?

作業療法士の給料は、職場の規模にもよりますが、だいたい400〜500万円程度になります。「令和3年 賃金構造基本統計調査」を参考にすると、全国平均の給料は426.5万です。平均年齢は35.1歳となっているため、30〜40代になると昇給などによって平均給料に達するケースが多いと考えられるでしょう。

「ハローワーク求人統計データ」を参考にすると、作業療法士の給料の月収は25.5万円となっています。単純計算で1年間の収入は25.5 × 12 =306万円となるため、給料だけで300万円以上となります。ボーナスは先ほどの全国平均の給料を参考にするならば、426.5 – 306 = 120.5万円(夏・冬と2回に分割すると約60万円)と計算できるでしょう。

もちろんこれらの数値はあくまで一事例にすぎないため、実際に就職する職場の待遇によって変化します。作業療法士の必要性を理解していて、かつ人手不足に陥ることが多い職場であれば、給料を高くして多くの募集を募ることもあるでしょう。給料が高いほど離職率も低下するため、転職しやすい作業療法士に対して好待遇を提示する職場は多いです。

作業療法士はアルバイトや派遣社員の給料も高い?

アルバイトや派遣社員として働いている作業療法士も増えていて、その専門性の高さから給料面で優遇されていることも多いです。求人サイト「求人ボックス」を参考にすると、アルバイト・パートの平均時給は1,220円、派遣社員の平均時給は1,396円となっています。

それなりの収入を得られるため、作業療法士の資格取得後にアルバイトや派遣社員として働き、ワークライフバランスの向上を目指すことも考えられるでしょう。

作業療法士の給料は今後上がる?

作業療法士の給料は、今後上がる可能性があると考えられます。作業療法士の人手不足に悩む企業は多く、令和3年度のハローワーク求人統計データを参考にすると有効求人倍率が4.03倍となっています。令和4年のデータを見ると1.27倍という数値になっているため、実に3倍以上の求人数があることが分かるでしょう。

作業療法士は既に国家資格として認定されてから長く、平成27年の国勢調査によると全国で143,490人の就業者がいるとされています。それだけの人数がいながら有効求人倍数が高いままなのは、給料などの待遇面に納得していないために就職を躊躇している作業療法士が多いことが理由だと考えられるでしょう。つまり作業療法士として働ける能力と資格がありながら、就業せずに別の仕事をしている人が多いと想定できます。

作業療法士の平均給料は、一般的な職業の平均給料と比較しても決して高い水準にはありません。そのため今後は作業療法士を集めるために、給料面の待遇改善が進むと予想されるでしょう。将来的には、今よりも多くの給料をもらいながら働ける作業療法士が増えるかもしれません。

一方で、現時点でも高い給料を得ながら働けている作業療法士は多いため、就職先や働き方次第で収入が変わりやすい職業だと言えるでしょう。給料をアップさせる方法等を確認しておけば、納得のいく条件で働ける可能性が高まります。

作業療法士の給料をアップさせる方法

作業療法士の給料をアップさせるには、いくつかの方法が考えられます。これから作業療法士を目指す場合には、給料をアップさせる方法を事前に把握しておくことでスムーズに昇給を実現できるでしょう。

以下では、作業療法士の給料をアップさせる方法について紹介します。

同じ職場での勤続年数を延ばす

作業療法士の給料をアップさせるには、同じ職場で長く働き続けることがポイントです。勤続年数が長くなれば自然と昇給の機会が増え、給料アップを実現しやすくなります。勤続年数が長くなればその職場の仕事にも慣れることができるため、ストレスの少ない形で働けるようになるメリットもあるでしょう。

一般的な仕事と同様に、作業療法士も年に1回程度の昇給の機会があります。毎年どれくらい昇給するのか、昇給の金額をアップさせる方法があるのかなど、その職場特有のルールを確認しておくこともポイントです。

資格手当などによる昇給を目指す

作業療法士の給料をアップさせるには、資格手当などを活用することもポイントです。職場によっては作業療法士のスキルアップを促すために、特定の資格を取得した際に昇給することがあります。自分自身の能力を高める結果にもつながるため、資格手当がある職場の場合には積極的に勉強を行うのがおすすめです。

基本的に作業療法士に関する資格を取得することが、資格手当を得る条件になっています。例えば「認定作業療法士」「専門作業療法士」「ケアマネージャー」などの資格を取得すると、昇給できる可能性があるでしょう。また、国家資格の「理学療法士」の資格も、資格手当の対象になることがあります。理学療法士の資格を取得すれば、作業療法士とはまた違った領域でリハビリ系の仕事に携われるため、ダブルライセンスで仕事をすることも検討してみるのがおすすめです。

転職で給料の高い職場に移る

作業療法士として実績を重ねた上で転職を行うことで、給料の高い職場に移れる可能性が高まります。昇給のように少しずつ給料を高める方法とは違い、いっきに100万円単位での年収アップにつながるケースも考えられるのが転職の魅力です。作業療法士は実務経験が豊富な人ほど評価される傾向にあるため、ある程度同じ職場で働いてから転職を進めることが、大幅な給料アップを実現するポイントです。

転職の際には転職エージェントなどのサービスを活用することで、自分の求める条件に合った職場を探してもらえます。給料の高い職場を積極的に提案してくれるため、自分で転職先を探す時間が作れなくても転職活動を進められるでしょう。また、スカウト型の転職サービスを活用すれば、作業療法士を求める企業から直接オファーが行われるケースもあります。高額な給料を提示してヘッドハンティングされるパターンもあるため、転職を考える際にはさまざまな転職サービスを活用するのがポイントです。

まとめ

作業療法士の給料は、だいたい400〜500万円程度になっています。就職先の給料相場を確認し、平均とどのくらい差があるのかをチェックすることも重要です。

作業療法士は実力が重視される仕事であるため、知識や技術を豊富に身につけることが給料をアップにつながります。知識・技術の習得は在学中から進められるため、実践的な学習を行える「名古屋医健スポーツ専門学校」への進学をおすすめしています。

まずは資料請求をして、学べるスキルを確認してみましょう。また、オープンキャンパスは作業療法士でもある学科の教員と接することができるチャンスです。一度は必ず参加することをおすすめします。

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